短大ではテーブルコーディネートを専攻。そこでの資格対策授業の中に栄養学があったのが栄養士をめざしたきっかけです。
大手前栄養学院に入学してみると、高校新卒者はもちろん、大学出身者や社会人経験者など、いろんな経歴のクラスメイトがいました。そんなみんなとすぐに仲良くなれたのは、栄養士になるという共通の目標を持っていたからだと思います。
就職活動では老人福祉施設と児童福祉施設から内定をいただきました。どちらが自分に合っているか迷いましたが、ボランティアで高齢者施設のおせち料理作りをお手伝いしたときに、入所者のみなさんから聞いたお話に感銘を受けたことを思い出し老人福祉施設への就職を選びました。そこで働きながら3年後に管理栄養士資格を取得。現在は、病院に併設された高齢者のリハビリを主体とする施設で、医師や看護師、理学療法士と連携し、食の面からみなさんの健康をサポートしています。